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第二部  エピローグ


帝都を取り戻したフォーラル、ベネラル、エラナは常に忙しい立場にあった。
エラナは帝国の内政だけでなく、学院も治めなくてはならない。
ベネラルはまだ残る残党退治に各地を飛び回っていた。
「陛下」
「エラナか」
やつれた顔をエラナに向けた。
「陛下、お休みをおとりください」
エラナは強くそう言う。
「そなたこそ休むといい、あれからまったく休んではおるまい」
「私はこの程度のことは心配ありません」
エラナは休めばまだラフォーレのことを思い出すのか仕事に向かいそれを忘れようとしていた。
「そうはいうがな、この帝国にはまだ苦しんでいる民がおる。それを考えると休むわけにはいかぬ」
「陛下のお体はお一人のものではありません。陛下にもしものことがあられたらいかがなさるおつもりですか」
「失礼します」
そう言いセレナが入ってくる。
「セレナ」
「姉上のおっしゃるとおりです。陛下にもしものことがあれば、この子はどうなることか」
そう言い少し大きくなりはじめたおなかを見せる。
「余の子か・・・」
「はい」
「そうか、そなたとの婚姻の儀も済ませねばならなかったな」
だがフォーラルの婚姻の儀は果たされることは無かった。その3日後、フォーラルは倒れそのまま息を引き取った。
死因は過労死、このときフォーラル皇帝在位3ヶ月、享年18歳のことだった。
この年、2度目となる皇帝の国葬が行われた。
だがフォーラルは独身で死去し子はいない。セレナのお腹に子はいたが婚姻も済ませておらず、生まれてもいない子が皇帝になることはできない。
そこで皇帝に選ばれたのは先々代の十七代皇帝ラトール・アルスタークの弟ブラネス・アルスタークの子であるベネラルだった。
各地を転戦としていたベネラルは急遽呼び戻され、皇帝となった。
ガラバード帝国20代皇帝ベネラル・アルスターク、そしてフェーナは既に婚約を発表し式こそまだであったが、歴代始まって以来で妖精族の王妃となった。
ベネラルの皇帝就任は、ベネラルの結婚式ともなったが、それと共に聖王国から伝わったのはラクレーナが隣国、アラール共和国の女王として迎えられたとのことだった。
帝国暦517年、帝国では3人目の皇帝就任など数多くのことがおこったが着実に復興への道を歩みはじめていた。

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